ブログなんか書いてる場合じゃねえ

中二のいつからか気力がどんどんなくなっていって、ソシャゲと2ちゃんまとめを行ったり来たりするだけの生活を繰り返してた。まかり間違って高校に合格してしまうも、入学式から課題を一つも終わらせずに登校。そんなもんだから授業にはついていけず、単位も落としてしまった。先生のお情けでなんとか進級して安心していると、自分が世間の中で一人の怠惰な受験生に変わっているのを発見した。

正直最初はうっすら高校デビューしてやろうかなーと思ってたんだけど大失敗。無理に決まってる。昼休みのチャイムが鳴ると同時にイヤホンで耳を塞ぐ日々。中学生の時から俺にとって教室は毒の沼地みたいなもので、居るだけでHPが削られていく。中学の時の休み時間は机に突っ伏してることしかできなかったけど、高校はスマホいじったり音楽聴いたりできるからちょっとはマシかもね。依存症が悪化した気もするけど。

まさか自分に数学ができないとは思わなかった。一度授業についていけなくなるとどんどんわからなくなっていって、完全に負のスパイラルにはまってしまった。昔から理屈屋で、雑誌のニュートンとか読むのも好きだったし、当然のように理系に行くもんだと思ってたけど、無気力生活の中で青臭いことを考えているうちに哲学とかいう単語に惹かれてしまったのもあって、あまり迷わずに文系に進んだ。というか、迷える余地がなかった。

かくして、コミュ障無気力文系という社会不適合人間が誕生した。どう考えてもこのままではやっていけない。

人生の中で、努力をした記憶がない。それで、目の前の大学受験っていうのは、努力して何かを得る一つの大きなチャンスだと思うわけですよ。幸い俺には、それが中二病の後遺症に過ぎないとしても、勉強したいと思えるものがあるわけだし、動機はある。とにかく、このままじゃダメなんだよ。どこかで踏ん張らないと、ズルズル落ちて廃人になってしまう気がする。だから、やんなきゃいけない。ブログなんか書いてる場合じゃねえ。